Project File1
使った「水」はきちんと還す
確実な分析でCSR活動を促進
利用サービス
- 概略調査
- 詳細調査
- 目標設定・
ビジョン - 対策
- 発信
課題
- 工場周辺の水を持続的に利用したい
- 保全活動によって育まれた水が、工場のある地域に届いているか明らかにしたい
- 水を育む森づくりの活動を効果的に発信したい
サポート概要
- 地下水の動きを調査し、保全活動を行う森林で育まれた水が工場へ届いているかを特定
- 分析結果の信頼性を担保するため、地元の学識者(大学教授)へ確認
- Webサイトや工場見学用のジオラマ等で活用可能なアウトプットを提供
森林保全活動の効果が分からない その悩みがきっかけに
飲食料品メーカーなどの水を多く使用する企業では、かけがえのない地域の水を持続的に利用するために、水の循環に負荷をかけない事業活動が求められています。近年では、工場の節水活動等を行うだけでなく、水を育む森づくりを行う企業も増えています。
A社様の工場では、地下水を使用して生産活動を行っています。そのため、A社様では、使った地下水を地域へ還元するために、工場周辺の山麗の森林で保全活動を行っていました。
しかし、担当者にお伺いすると、活動場所で育まれた水が本当に工場のある地域に届いているかの根拠がなく、漠然とした不安があるとのことでした。
地下水の水源の特定と効果の見える化で 新たなCSR活動やブランディング促進を支援
当社は、保全活動を行う森林や工場のある地域において地質や地形の特性を調査し、地下水の動きを分析することによって、工場で使用する地下水がどこから届いているかを特定しました。その結果、保全活動を行う森林で育まれた水がA社様の工場のある地域へ届いていることが分かりました。この分析結果を確実なものとするため、結果を第三者である、地元の学識者(大学教授)に確認いただきました。
保全活動を行う森林で育まれた水が企業活動を行う地域に還元され、さらには、地下水として工場に届いていた、という今回の調査結果は、A社様の目指す持続可能な環境経営の姿と一致していたため、この結果をWebサイトや工場見学用のジオラマ等で発信することになりました。今後も環境学習等のイベントで発信して企業価値を高めていきたい、とお声を頂いています。
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