Project File2
使用する全ての「水」を保有する
森林で育みたい
導き出された結果は効果的なPR活動へ
利用サービス
- 概略調査
- 詳細調査
- 目標設定・
ビジョン - 対策
- 発信
課題
- 自社保有する森林にて育まれる水で工場での水使用量を賄いたい
- 現状どれだけ水が育まれたのかが分からないため、行動計画が立てられない
- 森林の保全活動をCSR活動としてPRしたい
サポート概要
- 様々な条件から、保有する森林で育まれた水の量を算定
- 調査結果から今後保全すべき森林の面積の目標値を提示
- 様々なメディアで広く発信できるアウトプットを提供
自社の森林で育んだ水はどのくらい地域に還元できているのか
日本は水資源が豊富だと言われますが、地域によっては工場の生産活動や、日常的に使う水の需要量が大きく不足しているケースもあります。そのため、使用している水を何らかの形で自然に還すことが持続可能な生産活動を目指す上で大切な取り組みになります。
今回ご依頼を頂いた大手食品メーカーのF社様は、保有する森林の保全活動を行うことで、森林の地下水かん養能力(雨水を地下に浸透させ蓄えるという、森林が持つ機能)を強化し、メイン事業で使用する水の使用量を、自社が保有する森林で育む水で全量をオフセットするという目標をかかげています。しかしF社様は、森林保全により生み出された地下水かん養量をどのように算出し、オフセットの目標値を計画立てるかをお悩みでした。
その結果で、森林保全や目標値が明確に 取り組みを大きくPRすることも可能に
当社は、気象や地形・地質、土地条件等の条件から、森林の水の収支を解析するとともに、現地での水量の計測も行い、保有する森林がどれだけ地下水を育んだかを算定しました。また、その結果の妥当性を確認するために、地元の学識者(大学教授)に検証していただきました。その結果、将来、メイン事業で使用する水計画を踏まえ、今後保全すべき森林の面積の目標値を策定しました。
F社様のご担当者様は予想以上の水をオフセットできていることにお喜びになり、森林を保有する意義を再確認されました。そのためこの結果は、パンフレットやホームページ等で広く発信されるようになり、CSR活動の一環としてPR活動に活用いただいています。
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