Project File3
商品の原料となる「水」だから
未来にわたって安全と品質の確保を
利用サービス
- 概略調査
- 詳細調査
- 目標設定・
ビジョン - 対策
- 発信
課題
- 商品製造に必要不可欠な水に対し、操業に関わるリスクを把握する仕組みを構築したい
- 社員が自立的に水管理を行えるよう管理能力を向上させたい
- 社員自らの手でリスクに対するアクションを行えるようにしたい
サポート概要
- 工場で使用する水資源の管理プログラムを構築
- 水や流域の特性についてリテラシーの向上のため、セミナーやガイダンスを実施
- リスク評価・リスク管理を継続的にフォロー
商品の原材料である「水」を社員がきちんと維持・管理できる仕組みがほしい
世界トップシェアの食品メーカーのE社様では、自社の商品の重要な原料の一つとなっている「水」について、操業に係るリスクを正確に把握したいと考えていました。その手法として、各拠点の社員が自立的にリスクを分析し、リスクに対する低減アクションを行える仕組みを構築したいとの要望がありました。
E社様が水源としている「地下水」「工業用水」「上水道」は、地域によって利用できる量や水質が異なるだけではなく、水の流れる経路は多様です。そのため、適切なリスク分析方法や低減アクションのプログラムの策定には、専門的な知識や経験が必要とのご判断から、当社にご相談をいただきました。
リスク分析と対策が各拠点で実践できPDCAがまわせるプログラムを開発
E社様の課題を解決するため、当社では、工場で使用する井戸水や工業用水、上水道といった水の種別ごとの管理プログラムの策定をご提案し、自立的かつ持続的なプログラムの運用がなされるよう様々な支援を行いました。
このプログラムの初期段階では、当社コンサルタントが拠点ごとに地域の水の特性(水量・水質・水の流れる経路等)について、担当者様を対象にセミナーガイダンスを実施しました。次の段階では、セミナーガイダンスによって得た基礎知識を元に、当社のリスク分析メソッドを活用いただき、工場の担当者様ご自身で、水リスクの把握やリスク低減策を考えていただき、実際に低減アクションにつなげています。また、当社は、一度のご支援だけでなく、その後も継続的に水管理のフォローを行っています。
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