CDP 回答に向けた不安解消!!
今からでも間に合うスコアアップに向けた取り組みを紹介
2025年2月27日 (木)に、オンラインセミナー「CDP 回答に向けた不安解消!! 今からでも間に合うスコアアップに向けた取り組みを紹介」を開催しました。
開催概要
- テーマ :CDP回答に向けた不安解消!!今からでも間に合うスコアアップに向けた取り組みを紹介
- 開催日時:2025年2月27日(木) 11:00 ~ 11:50
- 開催方法:オンライン(Zoom)
- 主催 :八千代エンジニヤリング株式会社
- 参加費 :無料
- 参加人数:127名
CDPのスコアアップには中長期的な取り組みが求められる一方、「今すぐできること」 も多くあります。
最初に着手すべきは、昨年の採点結果の振り返りです。以下のような観点を踏まえ、今年の回答に向けた対策を早めに検討しましょう。
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チェックポイント
✓どこで失点していたのか?
✓どのような取り組みが不足していたのか?
✓改善すべきポイントはどこか?
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また、GHG排出量の算定や水リスク評価はお済みでしょうか?
データを整理するだけでもスコアアップの可能性は大きく高まります。
本ウェビナーでは、スコアアップに向けた即効性のある対策を具体的に解説し、貴社のCDP評価向上を支援する弊社のサービスについてもご紹介しました。
質疑応答では、たくさんのご質問をお寄せいただき、ありがとうございました。
ご質問のうち一部ではございますが、文末にQ&Aを掲載いたしますのでご参考になれば幸いです。
次回以降のオンラインセミナーについては、詳細が決まり次第、あらためてメルマガにてご案内させていただく予定です。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
質疑応答
気候変動のスコアレベルごとの必須要件について質問です。
設問4.1.2の2列目の設問に、「いいえ」と答えた場合、認識レベル以上(C以上)のスコア取得は不可となるのでしょうか?
該当する設問文は次の通りです。「この環境課題に対する各役職の説明責任は取締役会を対象とする方針の中で規定されています」
設問4.1.2における「この環境課題に対する各役職の説明責任は取締役会を対象とする方針の中で規定されています 」の選択肢が問われるのはマネジメントレベルになります。そのため、当該設問で”いいえ”を選択した場合でも当該設問で認識レベル以上のスコアを獲得することは可能です。また、C以上のスコアを獲得することも可能です。
フォレストについて質問です。社有林での生物多様性評価の得点はどのくらいか教えていただけないでしょうか?(影響は大きいのでしょうか?)
設問8.17.1では、「期待されるメリットのうち、どのメリットについて進捗状況を監視していますか?」の欄で”その他”以外を選択することでマネジメントポイントを獲得することができます。森林の生物多様性評価を行うことで当該欄の”生物多様性の損失を減らす/阻止する”や”生物多様性と生態系の健全性の純増”などを選択することができます。
ENCOREでサプライヤーのISICコードは具体的どのように調べたらいいでしょうか、サプライヤーにヒヤリングするのでしょうか?
ISIC(国際標準産業分類)は、生産品目や活動内容等から特定することができます。サプライヤーからの調達品やサプライヤーの活動内容を整理し、ISICに記載されている各産業分類の詳細と比較することで特定します。
第三者検証の有効期限は1年間でしょうか 毎年検証を受ける必要がありますでしょうか?
第三者検証自体の有効期限は特にありません。CDPの回答に使用する第三者検証はCDPで回答する環境データの期間と一致していることが求められます。そのため、報告年度よりも古い期間を保証した第三者検証をCDPの回答に使用した場合は、失点という扱いになります。CDPへの回答を行う上では毎年の検証が必要になります。
フォレストの生物多様性を評価する簡易調査方法をツールなどもう少し具体的に教えていただけましたら幸いです。
生物多様性の評価は、評価の目的や対象に応じて手法を選定することになります。簡易評価としては主として国内外のデータベースによる調査、TNFD Tools Catalogueなどに掲載される新技術を保有する企業との連携により実施いたします。
上記以外のセミナーを開催していますので
ぜひお気軽にご参加ください。