水リスク
WATER RISK
私たちは、水リスクの調査から戦略策定、
対策検討までサポートするコンサルティング集団です
世界各地では、気候変動や社会情勢の変化に伴い、大小さまざまな水リスクが顕在化し始めています。
持続的な事業活動のためには、地域によって異なる水リスクを正しく理解し、適切な目標を立て、対策を実行することが必要不可欠です。
私たちは、国内外での水資源管理、調査・解析・対策実績を活かし、水資源、洪水、水質等の企業の水リスクに対して一気通貫でサービスを提供します。
水リスクとは
「水」は、企業が製造を行う上で必要不可欠な資源です。そのため、水資源の枯渇や水質の悪化などが生じた場合には、企業の操業に大きな影響を与えます。水リスクとは、水資源の枯渇、河川はん濫、水質汚染などの企業活動に及ぼしうる水に係わる不確実性を「水リスク」と言います。水リスクは大きく物理リスク(洪水、渇水、水質汚染等)、規制リスク(条例等による各種規制)、評判リスク(風評被害等)に分類されます。近年、気候変動や社会情勢の変化に伴って水リスクによる影響が顕在化しており、企業にとって、水リスクへの対応は持続的な事業活動を行う上での大きな課題となっています。
図. 企業活動に対する水リスクの影響
近年、国内外で気候変動への取組みが加速する中、2022年以降にはSBTNやTNFDといったイニシアチブによって水や生物多様性に代表される自然資本に関する新たな情報開示が必要となります。したがって、企業はオペレーション上の水リスクへの対策はもちろんのこと、ESG投資の文脈において企業価値向上を目的とした適切な情報開示が今後より重要となります。
「水」は地域によって偏在性があり、リスクの種類も地域ごとに異なります。そのため、水リスクを把握するためには水文学や地質学等の専門的な知識が必要です。さらに、企業の水リスクマネジメントにおいては、特定した水リスクによる自社への影響を正しく理解し、適切な対応を実施することが重要です。
私たちは、水をはじめとした国内外の環境や自然災害に対するリスク分析や対策等、専門性と多数の実績から、企業活動に関わる水リスク低減に向けたコンサルティングサービスをご提供します。
サービス
方針・戦略の策定支援
- 水リスク評価結果と事業への影響度を考慮した戦略策定
- 企業の取水・排水に関わる目標設定
- 直接操業やサプライチェーンを対象とした水リスク評価
情報開示支援
- CDP水セキュリティやDJSI(ダウ・ジョーンズ)等の回答支援
- 失点理由を踏まえた今後の取り組み提案
戦略実装支援
- 拠点の取水・排水に関わるリスク低減策の検討
- 水源管理プログラムの構築支援
- AWS認証取得サポート
- 洪水リスクを含むBCM・BCP支援
- 水害ハード対策の検討
その他(従業員教育・水を活用した企業ブランディング等)
- 社員等に向けた講演、セミナー開催
- 森林の水源涵養機能の定量評価によるブランディング支援
- 環境学習プログラム実施支援
- 企業活動の広報ツール作成(啓発動画等)
インサイト
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イニシアチブ
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CDPスコアリングパートナー・CDPウォーターコンサルティングパートナー
弊社は、CDP水セキュリティのスコアリングパートナーです。また、日本で初めてCDPウォーターコンサルティングパートナーに認定されました。
詳細はこちら
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30by30
弊社は、2030年までに陸と海の30%以上を保全することを目指す「30by30目標」の達成に向けた自治体・企業等の活動を支援するため、「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画しています。
詳細はこちら
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AWS
サステナビリティNaviのメンバーが、企業の流域における責任ある水資源管理の国際認証である「AWS(Alliance for Water Stewardship)」のProfessional Specialistを取得しました。
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